1. イースターとは?
生卵の殻に印刷したきっかけが、イースターでした。
日本ではクリスマスやハロウィンほど馴染みのあるものではなく、
卵にペイントするイベント…? 程度の知識しかない方も多いと思います。
印刷のお話の前に、イースターについて調べてみました。
イースターは、イエス・キリストが処刑された日から、3日目に復活したことを祝う「復活祭」です。
キリスト教において、命の復活と繁栄を祝う、最も大切なな行事の一つと位置付けられており、
開催日は春分の日の後の日曜日と定められています。2022年は4月17日でした。
イースターのシンボルは、2つあります。
1つは、イースターエッグ(卵)。もう一つは、イースターバニー(ウサギ)です。
卵は生命を象徴するもので、食べたり、飾ったりするのが起源となっています。
今では、卵の殻を絵の具などでデコレーションしたりして、オーナメントを作ります。
カラフルに装飾されたイースターエッグは、今では、イースターの象徴的ものなっています。
卵と同様にイースターの象徴とされているのが、イースターバニー。
ウサギは妊娠と出産を繰り返す動物のため、子孫繁栄のシンボルとされています。
2. 生卵の殻に印刷!
イースターエッグを想定してゆで卵への印刷..ではなく、より難しい生卵にしました!
使用した印刷方法は、パッド印刷です。
版上のインクを柔らかいシリコンパッドで転写するパッド印刷だからこそ可能になりました。
卵は衝撃が強いと割れてしまうので、なるべく圧力をかけずに、かつ綺麗に印刷できるように条件出ししました。
ご覧の通り、ヒビや割れが発生することなく綺麗に印刷されていることがご覧いただけると思います。
(※使用したインキは可食インキではございません。)
▼ パッド印刷について詳しく知りたい方はこちら