1. 極小印刷?
印刷の世界では、文字の大きさは、8pt以上が読みやすいと言われており、一般印刷の代表格である新聞でも、本文では8pt以上で設定されていることが通常です。
特殊印刷(紙以外への印刷)でも、判読できる点・印刷の難易度という点から、極小印刷の需要は多くありません。
パッド印刷やスクリーン印刷では、最小文字の制限として5pt以上で設定されているのが通常だと思います。
今回は、読みやすさというよりも、「最高でどの程度小さい文字が印刷できるのか!?」ということで、印刷をしてみました。
使用したのは、パッド印刷です。パッド印刷については、こちらをご覧ください。
2. 印刷できた極小文字サイズは?
今回は、1pt / 2pt / 3pt の文字「Beat Covid 19」を印刷しましたが、
どのフォントサイズも印刷することが出来ました!
通常の撮影では読むことが出来ないので、アップ写真をご覧ください。
1円玉と比較するとどれだけ小さい文字なのかがご覧頂けると思います。
ご注意点としては、文字が極めて小さいため、文字自体や抜き部分はつぶれやすくなります。
また、極小印刷では、シャープな仕上がりは難しくなるのでご注意ください。
読めない程の極小文字を印刷しなければならない、そんなご要望がありましたら是非ご相談ください。