今回は「ウイスキー瓶/日本酒ボトル瓶」への印刷をご紹介します。
ウイスキー瓶について
ウイスキーは元々は樽に詰められ、小分けにして量り売りされていましたが、
現代では気軽にコンビニなどで購入できるようになりました。
また、今日ではこうやって個人が瓶にロゴやデザインを印刷することも可能になりました。
ウイスキー瓶のサイズは、
大体700mlのものをフルボトル、350mlサイズをハーフボトル、
コンビニでよく売られている180mlのものをミニボトルといいます。
今回は180mlサイズのミニボトルへ印刷しました。ポケット瓶とも呼ばれます。
日本酒ボトル瓶について
どのお酒も好きだけど、中でも日本酒が一番好き!という方も多いですよね。
日本酒も元々は樽や甕(かめ)に保存され量り売りされていましたが、
近代化とともに、ガラス瓶に詰めて売られるようになりました。
現代では、カラフルなデザインで彩られたおしゃれな日本酒ボトル瓶も多く販売されています。
容量は720mlのものが多いです。一合が180mlなので四合瓶、といったりもします。
今回、印刷したボトルのサイズも四合瓶になります。
ところで日本酒のボトル瓶って茶色や緑色の瓶が多いように思いませんか?
これは紫外線で充填物が劣化することを防ぐためではあるのですが、
最近では、見た目の華やかさやであったり、中身の残量がすぐわかるように、
茶色や緑色以外の瓶の色のものも多く販売されています。
弊社では、瓶の色が何色であっても印刷自体は可能となります。
ウイスキー瓶/日本酒ボトル(ガラス)への印刷方法
今回は、一般的に陶器やお皿などへの印刷に用いられる印刷方法を使用しています。
また、無機タイプのインキを使用しているので、充填前の煮沸消毒にも耐えることが可能です。
ウイスキー瓶/日本酒ボトル瓶(ガラス)への印刷事例
今回は社内でデザインを作成しました。
はじめにデザイン画をご覧ください。
※わかりやすいように、抜き(空白部分)を黄色で表示しています。
それでは実際に印刷したものをご覧ください。
まずはウイスキー瓶です。
お店で飲み物を入れて販売することを想定したデザインにしてみました。
入れた飲み物をチェック/記入できる枠と、側面に容量がわかるラインを入れています。
中身を充填してみるとこんな感じになります。
続いては、日本酒ボトルです。
弊社の本社所在地である清澄白河にこんな日本酒があったら…
と架空の蔵元で売られている日本酒をイメージしてデザインしてみました。
「白河」の漢字の右にある曲線は、実際の地図上にある隅田川をモティーフにし、
また、側面には青海波の模様を入れ、どこからみても楽しめるようなデザインにしました。
今回は、ボトルのネックの部分にも印刷を施しました。
ネック部分は平面ではありませんが、
これぐらいの曲面/印刷デザインであれば問題なく印刷表現が可能です。
こちらも中身を充填してみました。
本当にお店で売られている日本酒みたい!と社内で好評です。
デザイン/色数等の制限
今回は、転写という方法で印刷を行いました。
転写は多色刷りであっても位置精度が比較的高い印刷方法になります。
ウイスキー瓶は2色、日本酒ボトルは4色で印刷をしております。
色数の制限はございませんが、色ごとに版を作成する必要があるため、コスト増になります。
ガラス色見本(一例)
ウイスキー瓶/日本酒ボトルへの印刷するときの注意点
- ピンクなどの鮮やかな発色はむずかしいです
- 全周印刷は不可になります
- 曲面への印刷も、曲面具合が大きいと印刷がむずかしい場合があります
詳しくはお問い合わせください。
今回は、お酒のガラス瓶への印刷をご紹介をさせていただきましたが、
その他のガラス製品はもちろんプラスチックや木材などへの印刷もお請けしております。
持ち込み素材もOKですので、他社さまでお断りされてしまった案件であっても、
ぜひお気軽にお問い合わせください。