印刷事例#48　クリスマスオーナメントボール（球体）への印刷

そろそろクリスマスですね。
12月に入るとアドベントカレンダーやシュトレンを食べはじめたり、
ツリーを出したり、飾り付けをしたり、大事な人へのプレゼントを用意したりケーキやお酒を準備したりと…1年で一番大好きなわくわくする季節！という方も多いと思います。

弊社にてクリスマスオーナメントボール（球体）の印刷を請け負う際の
印刷方法や制限、納期などについて記載させていただきます。

球体型のプラスチック製オーナメントは、
ポリスチレン（PS）素材でつくられていることが多いのですが、
塗装されているものがほとんどで、塗装面への印刷となるため、密着は比較的良好です。

尚、注意点として、プラスチック製であっても、
薄いものであったり、やわらかすぎるものは圧力がかかると、
べこっとつぶれてしまう可能性があります。

また、プラスチック以外にもガラス製や陶器製のオーナメントにも印刷は可能ですが注意点も異なるため、まずは製品情報と共にご相談ください。

印刷方法は、パッド印刷で行いました。
パッド印刷は有版印刷の一種で、このような球体や曲面への印刷を得意としております。

おおまかではありますが、
・直径80mmのオーナメントボールであれば、75mm以内のデザイン
（歪みを考慮すると65mmまでが妥当）

・直径60mmのオーナメントボールであれば、60mm以内のデザイン
（歪みを考慮すると50mmまでが妥当）

となっております。
なお、球体ですので、ぐるっと全面に印刷をしたくなりますが、
全面印刷に関しては、弊社では対応することができませんので、予めご了承ください。

1色印刷となります。
両面別色などであれば対応は可能です。詳しくはお問い合わせください。

時期にもよりますが、入稿 ⇒ 試作 ⇒ 量産まで、最低 1ヶ月は必要となります。
イベントなどでのご使用をお考えの際は、余裕を持ってご依頼いただけると幸いです。

今回は株式会社ワコールアートセンター様よりご依頼いただき、
アーティストの村山 大明 様が描かれた動植物のペン画をクリスマスオーナメントに印刷したものをご紹介させていただきます。

幻想的で静謐な、とても素敵なデザインですよね。

印刷面のアップ画像もご覧ください。

細かい毛並みや植物の陰影まで、
印刷で表現することができたのではないかと思っております。

尚、こちらのクリスマスオーナメントは Spiral Xmas Market 2023にて展示されております！
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

『 Spiral Xmas Market 2023 』
会場：スパイラルガーデン、エントランス（スパイラル1F）
会期：2023/12/8 -2023/12/25
　　 〔 PART1 〕 12/8  – 12/12
　　 〔 PART2 〕 12/14 – 12/17
 　　〔 PART3 〕 12/21 – 12/25
Web site：https://www.spiral.co.jp/topics/spiral-garden/spiralxmasmarket-2023
Instagram：@spiral_jp

弊社ではクリスマスオーナメントボールをはじめとした、
さまざまな材質/形状への印刷対応が可能です。
持ち込み素材もOKですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。